リハビテックに入社して5年までは販売の業務に携わっていました。製造部の設立に伴い、製造の仕事をしてみないかと声をかけていただきました。もちろん不安はありましたが前職でアパレルの企画をしていた経験から、縫製の知識が何かお役に立てるかもしれないと思い製造部に異動しました。『製品が出来上がるまで』と『製品がお客様の手に渡るまで』の両方を知ることができたのは私にとって貴重な財産です。会社全体の動きを知り、一方だけが良い状態にならないよう全体のバランスを見ながら業務にあたっています。現在は製品開発部門と製造部門の管理職として従事しています。

• 9:00～

  始業

  メールチェック、業務計画

• 10:00

  製品説明書の作成

  不定期ですが新製品ができたときには、販売にむけて説明書やカタログを作成します。絵や画像を加工するソフトを使います。

• 12:00～

  昼食

   

• 13:00～

  取引先と打ち合わせ

  新たに取り入れようと考えている資材についてご相談に乗ってもらいます。製造関連だけでも50社以上の企業にご協力いただいています。

• 14:00～

  相談・進捗確認

  各部員が抱えている案件について進捗確認をしたり、つまずいていることを一緒に考えたりします。

• 15:00～

  休憩

  お菓子や珈琲でリフレッシュします。

• 15:15～

  資材の品質検証

  新しい資材を採用するときには、耐久試験を行なっています。

• 17:45

  日報作成・掃除

   

• 18:00

  退勤

   

最近では採用活動で企業説明会に参加したり、特許の管理についても少しずつ学んでいます。

管理職ゆえに部員が取り組んでいる様々な課題に関わる機会があります。製造では技術向上、品質向上、コスト削減…開発では新規技術、特許、助成金など…。ときには躓き、頭を抱えるようなこともありますが、少しずつ切り崩して山を乗り越えられると、達成感を得られるとともに、部員の成長を感じる瞬間です。ひとつ乗り越えられたのであれば、次は今より少し高い山を登ってもらうように少しずつチャレンジしてもらっています。

目標管理という教育制度を取り入れています。会社の目標に対し、自分が何をすればよいかを考え、上司・同僚とともに達成に向けて取り組みます。取り組んでいるときは無我夢中ですが、一年を終えて振り返ったときに得られているものがたくさんあります。 社会人である以上、成長は必須です。会社とともに成長するために学んだり、チャレンジする環境が整えられている点がおすすめポイントです。

装具には繊維品、金属、樹脂など多くの資材を使用しています。装具以外の業界から取り入れられるものがないか、日々アンテナを張っています。 適切な素材を見極めることは難しいですが、取引先の方々から情報を得たり、耐久試験を行なうことで少しずつ選択肢がしぼられていきます。予想に反する結果になることもあります。また、そのときに結果が得られなくても数年後に別の案件でつながることもあります。蓄積したものが結果につながるときにおもしろみを感じます。

これから社会に出るにあたって不安があるのは当然のことだと思います。その不安を少しでも取り除くのは『知ること』だと思います。会社見学ではできる限り在籍社員と直接お話する時間を設けていますので、お越しの際には遠慮なく疑問や不安をぶつけてみてください。